30代社会人が読むべきビジネス書【3選】

30代でこれからもう一歩踏み出したい人、経営について考える機会が増えた人におすすめのビジネス書をお伝えします。

30代のビジネスマンの置かれている立場

30代と言えば社会人になって6年〜8年たったことだと思います。
この頃にはおそらく

  • 重要な仕事を任されるようになり経営者の視点が求められる
  • 自分の組織を作ってチームを持つようになる
  • 周りの人に背中を見せるべき立場になる

といったことを肌で感じていることではないでしょうか。
そんな私は今30代中盤です。
私も類に違わず前述のような立場になってきました。
自分に悩み色々本も読みあさってみました。
そんな私が今の自分に必要でかつ読むタイミングとしてもベストだと思った3冊をご紹介します。

30代のビジネスマンに読んで欲しい本3選

世界基準の経営理論

過去から現在に至る経営にさまざまな社会現象を経済学、心理学、社会学の理論で説明してくれる本です。
なぜ、世の中でこの経営論が流行っているのかを根本から解説してくれています。

正直これを読んだからと言って、こうすればうまくいくと言った答えを出してくれるわけではないです。
しかし、自分の置かれている現状、行おうとしている事がどのような理論の元に成り立っているのかを知る事で思考の幅が広がり、自分なりの経営論を語る上での道標になります。

また、この本は難しい学術書ではなくビジネスマン向けに書かれていて、驚くほど読みやすくなっています。
知りたい事を辞書のように引き出す事ができる。分厚いのには訳がある!!
ただ私は電車で読みたかったのでKindle版を購入しました。
でも辞書みたいにひいたり、そもそも飾っておくだけでも知的な雰囲気を出せるので紙版も買おうかと迷ってるくらいです。

ティール組織

ティール組織という、組織の理想型とも言われる組織について解説しています。
ただ、全ての組織をティール組織にすべきと言っているわけではなく、組織の進化が学ぶことことができ、今自分の組織はどの段階で、どこを目指し、何をすれば良いのかのヒントが隠されているものです。

内容は難しい言葉ではなく、組織の進化をグラデーションで表現していて、今何の組織について語っているのかが直感的に判るように工夫がされています。
実際にある組織やその組織で直面した課題を題材にしており説得力があるので、これも分厚いのですがスルっと読めます。

論語

知らない人はいないと思いますが、しっかり読んだことがある人は少ないと思います。
私も正直、一つか二つしか知りませんでした。

30代になった今読むと、「あーあの人のことかな」とか、「あの時の自分やー」とか思うところがたくさんあり、先人に見透かされた感があり恥ずかしいのと同時に、座右の銘が見つかるかもしれません。

論語の本は沢山あるので色々比べてみて自分に合うものを一冊持っておいても損はないと思います。
おすすめは、自分にあった文が見つかる可能性が上がるようにできるだけ沢山の文が載っているものがいいです。
最初から最後まで読み切る自信がない人は、目を閉じて開いたページを一日の教訓にすると言った使い方も知的で良いと思いますよ。

まとめ

30代後半に入った私が、この年で出会ってよかったと思ったビジネス本を紹介しました。
論語がビジネス本なのか?というのは若干疑問を残しますが、ビジネスに役立てばオッケーということで。

それではまた。