子どもの【お手伝い】やる気を引き出す言葉はこれだ

子どものやる気を引き出す魔法の言葉を発見しました。
この記事では子どものやる気を引き出す言葉を紹介するとともに、なぜこの言葉が効果的なのかについて考察します。

子どものやる気を引き出す魔法の言葉

3歳頃の子どもはお手伝いに目覚め、何かとママやパパのお手伝いをしたがるようになります。
とは言え、途中でやめてしまったり、気分によってやる時とやらない時があったり気まぐれです。

まだ3歳なのでそれでいいのです。
やりたい時にやって少しずつ自分のこともできるようになってくれればそれでいい。

そんな中、ふとした時に発した言葉で突然ものすごくやる気を出してくれてビックリしました。

やる気を引き出す言葉はこれだ!!

それは仕事でママの帰りが遅い日でした。
パパ(私)が保育園へお迎えに行き、寝るまで娘と二人です。

私「パパがご飯作るから、その間にできるところまででいいから洗濯物お片づけしてもらえる?
娘「うん。私お手伝いする。全部できるよ。」

私としてはこの言葉だけで十分だったのですが、なんと・・・

やる気を引き出す言葉の効果

普段は私が洗濯物を片付けていても、お手伝いどころか、邪魔をしにくる娘。
そんな娘ですが、たった一言でやる気を出した姿がこちらです。
お片づけお手伝い開始
まずは、得意なタオルやTシャツ系を整頓。
普段のお手伝いではここで終了。

それがなんと
お片づけお手伝い中
引き出しへの片付けまで自主的に始めました。
それも自分の衣類だけでなく、ママやパパのものまで。

自分の服は保育園の準備やお片づけをしているので、しまう場所を覚えているのですが、
ママやパパの下着や服の引き出し位置を覚えている。
よく見てるんだなー。

そしてついに
お片づけお手伝いフィニッシュ
一人で片付け切ってしまいました。

時々、形が特徴的な服については「どうやって畳むの?」と聞きにくるものの、
教えてあげると、「わかった」と言われた通りにお片づけしました。

やり切ったときは感動しました。

やる気になる3つのポイント

ここまでは単なる親バカ記事でしたが、ここからはなぜ娘がやる気を出したのか分析してみます。

私が考える、子どもがやる気になる言葉のポイントは以下と考えています。

  1. 期待されている・任されていると感じられる
  2. どこまでできるのかチャレンジしたくなる
  3. 途中でやめてもいいという安心感がある

私があまり考えず偶然発した言葉
「パパがご飯作るから、その間にできるところまででいいから洗濯物お片づけしてもらえる?」
にはこれらの全てが入っています。

ポイント1:期待されている・任されていると感じられる

まず、「パパがご飯作るから、・・・洗濯物お片づけしてもらえる?」の部分で、
自分は期待されている、役割を任されたと感じたのでしょう。

特にその日はママがいないこともあり、「普段ご飯を作らないパパがご飯作るなら私も何かしないと。」
と思ったのかもしれません。

とにかく子どもは期待されたり、自分の役割を任せてもらえると頑張ってくれます。

ポイント2:どこまでできるのかチャレンジしたくなる

次に、洗濯物のお片づけを全て任された娘は、「できるところまででいいから」という言葉でさらにやる気を出します。

「できるところまででいい」と言われると「私は最後までできる」と思い頑張ります。
現に、最初から最後まで「全部やるよ」と言いつつ、途中「最後までできるかな」とつぶやきながら作業していました。

それでも、初めて見る形の洗濯物にも試行錯誤しながら、自分がどこまでできるのかチャレンジしていました。

ポイント3:途中でやめてもいいという安心感がある

最後は途中でやめてもいいと伝える事が、やり始める原動力となります。
「できるところまででいいから」という言葉の中にはそんな意味も込められています。

実際は、やる気を出させるというより「ちょっとでも手伝ってもらえると助かるな」
という思いで言った言葉でしたが、これが効いたみたいです。

もし「全部やって」というニュアンスで伝わると、お片づけを始めてくれなかったかもしれません。

まとめ

娘の奇跡的なお片づけお手伝いのやる気につながった言葉。

  1. 期待されている・任されていると感じられる
  2. どこまでできるのかチャレンジしたくなる
  3. 途中でやめてもいいという安心感がある

このポイントをおさえた言葉であれば、同じような効果があるのではないでしょうか。
普段の子どもとのコミュニケーションの中で試してみてください。

ただし、無理強いをするのは禁物です。
子どものペースに合わせて、少しでもお手伝いできるようになったら嬉しいな程度の気持ちで見守りましょう。

ちなみに、お片づけの最中はパシャパシャ写真を撮って、ママにメッセージアプリで送りまくりのパパ。
完全に娘の方が頑張っていました。
終わったらめちゃくちゃ褒めてあげました。
いやー感動したなー。

最後も親バカ締めでした笑。それではまた。