GoogleAdSenseにある日突然「ads.txtがない」と注意され、「収益に重大な影響が」と脅されたので対処しました。
とても簡単に対処できるので、同じように注意された方がいたら参考にしてみてください。
ads.txt対応の経緯
2019年5月23日、いつものようにGoogleAdSenseの収益を確認しようとサイトを開いた所、
いつもとは違う注意メッセージが。
「要注意 – ads.txt ファイルが含まれていないサイトがあります。収益に重大な影響が出ないよう、この問題を今すぐ修正してください。」
うーん。めちゃくちゃ脅されている。
通知メールも来ていたので開いてみたら。
同じことを言われているけど、どうやら対処した方が良さそうである。
まぁ「収益に重大な影響が」と言っても、収益なんてないに等しいのでどうなっても重大な影響は出ないなーと思いつつ、
収益が出ることを夢見ているので、まずはどんなものかな?と思い調べてみました。
ads.txtとは
ads.txtとは、詳細はことはたくさんサイトに転がっているのでググってもらうとして、
要は「偽物の広告に騙されないように、今出ている広告が本物かどうかを確認するためのファイル」と私は理解しました。
偽物の広告をクリックすると広告料が偽物の広告の掲載者に流れてしまう。
そのため本当はもらえるはずだった広告料がもらえなくなる。
すなわち収益に重大な影響が出る。
ということのようです。
対応するのかしないのか
いろんな方のサイトを見ていると、どうにも対応すべきかどうかの決め手となる情報はありませんでした。
少なくとも必須ではないようです。
ただ、グーグルさんは使用を推奨しているということと、テキストファイル置くだけなのでデメリットはないだろうということで対応を決意しました。
ちなみに、対応したかどうかわからないという方は、ご自身のサイトURLに「/ads.txt」をつけてアクセスしてみてください。
私のサイトの場合は「https://yanoaca.com/ads.txt」となります。
やはり対応できていないので、対応を進めます。
ads.txt対応手順
対応手順はとても簡単です。
- ads.txtを作る
- ads.txtをサーバに配置する
- 確認する
たったこれだけです。
3はちゃんとできているか確認するだけなので、配置するだけなら手順は2つです。
5分で終わりました。
それでは一つずつ見ていきましょう。
手順1:ads.txtを作る
なんでもいいのでテキストエディタで「ads.txt」という名前のファイルを作ります。
作成したads.txtに以下の文言をコピペします。
「google.com, pub-0000000000000000, DIRECT, f08c47fec0942fa0」
pub-0000000000000000の0の部分は、ご自身のGoogleAdSenseのサイト運営者IDに置き換えてください。
サイト運営者IDはGoogleAdSenseメニューのアカウント情報で確認できます。
テキストファイルを保存して閉じます。
手順2:ads.txtをサーバに配置する
テキストファイルを作成したらサーバに配置します。
私が利用しているエックスサーバーの場合、「ドメイン名/public_html」直下にads.txtをアップロードします。
はい、配置終わりです。これだけです。
サーバによってはpublic_htmlの中にドメイン名がある場合もあるようです。
この辺はご自身のサーバのファイル構成を確認してください。
手順3:確認する
最後にちゃんと配置できているか確認しましょう。
事前に確認し
たようにご自身のサイトURLに「/ads.txt」をつけてアクセスしてみます。
私のサイトの場合は「https://yanoaca.com/ads.txt」です。
先ほど配置したテキストの情報が見えるようになりました。
配置した直後はまだGoogleAdSenseの注意メッセージは消えませんが、そのうち消えるハズ。
消えたことを確認できたら追記します。
【2019年5月25日追記】
朝7時に確認したところ無事、注意メッセージが消えていました。
5月23日の22時半頃に対応して、5月24日の22時半にはまだメッセージが表示されていたので、30時間以内くらいには消えるみたいです。
まとめ
最初に注意メッセージを見た時はびっくりしましたが、とても簡単な手順で対応できます。
- ads.txtを作る
- ads.txtをサーバに配置する
- 確認する
対応してデメリットはないと思いますので、私と同じように注意メッセージが出てきた人は試してみてください。